そのかバウ。
久々のサイトーくん、待ってました(笑)
ヅカでここまでやっていいのか、というぐらいサイトー全開の公演でした。

「花の武蔵」はマガジンかサンデーあたりの学園マンガ、まんま。
園加学園にタイムスリップしてきた武蔵が刀を振り回したら、新人女教師のミホ先生の三つ編みが落ちるとことか、コジロー君がスー子とラブラブ妄想から我に返ると、とりまきのシュン君に迫ってたとことか、じゅりあちゃんのヤンキーっぷりに大受け。それぞれの馬鹿騒ぎがものすごく芸が細かくて、すげー面白かったです。
周りが強烈なキャラなので、肝心の武蔵がちと地味には見えるのですが、状況に翻弄されて戸惑ってかわいくなっちゃってるだけで、あれはあれで全然OKかな、と。

緑野さんも書いていたけど、そのかに対する演出のあちこちにケロさんを重ねたと感じる部分が。ストーリーはドタバタ学園物なのに、なぜか時々ぐっと涙が出そうになる瞬間がありました。

2幕の「絢爛SONOKA祭!!」は、開演アナウンスが入った瞬間、なぜか場内大爆笑。ってか、私も笑いましたけど。
かなりハードに踊りながら歌い続けるシーンが多くて、感心してしまいました。芝居の最初の方に比べると、どんどん見せ方などが良くなっていってて、成長を目の当たりにしているような感じが新鮮でした。ただバレリーナのシーンで、片足で立つところなどは、支えている方の足がガクガクだったので、やっぱりぱっつんぱっつんのところでやってるんだなー、とほほ笑ましくもありました。

うまいなー、と思ったのがミホ先生をやっていた舞城のどかちゃん。芝居は澪乃せいらちゃんがヒロインでしたが、ショーはどちらかというと舞城のどかちゃんがそのかちゃんの相手役でした。踊りの振りも奇麗だし、歌声も今回の出演者のなかでは安定していたと思う。
あとまめ(日向燦)。やりすぎるぐらいに職人(笑)芝居もショーもすごくはじけてた。彼女は別格目指すのが正しい道なのかも。今回まめがいなかったら、ここまでインパクトのある公演にはならなかったでしょう。

私が観た回は、実は瀬奈じゅん・彩乃かなみコンビがご観劇。私の席からはよく見えました。
公演終了後、カーテンコールの時、二人は最初は普通に座って拍手してましたが、2回目のカーテンコールの時に、そのかちゃんがお二人をご紹介。あさこさんだけ立ち上がって挨拶。そのかちゃんが「(カーテンコールで)何を言ったらいいかわからない」と困ってたら、「これからもよろしくおねがいします」とアドバイス。会場大受け。
会場中が盛り上がったまま、3回目のカーテンコール。あさこさんがちらりと促しただけで、会場がものすごい反応良く、すぐにスタンディング(笑)
挨拶慣れしてないそのかちゃんのなんだか変な挨拶で、結局4回カーテンコールがあって幕が下りました。
完全に幕が下りてからのコンビ退場になったため、自然と二人が出て行くとき、会場から拍手が。すごいなごやかな雰囲気で良かったです。得した気分。

後でいろいろ考えたのですが、サイトー君は無茶苦茶やっているように見えるけど(間違いなく無茶苦茶やってますが(笑))、経験の少ない下級生の粗が見えにくいような演出や、起用の仕方に、ものすごい愛情を感じました。
演目内容と愛情度合いからすると、伝説の舞台に成り得るかも。
年明けからこっち、演出家の愛情を感じられない演目が連続で来ていたので、ここのところの花組関係でかなーり癒されました。

次はしばらくお休みして、宙組さん観劇です。退団公演なのでチケ取れた楽だけでなく、何度か観ようかなと思っていたのですが、バタバタしているうちに5月に突入しそうです。

チケ…orz

2006年4月6日 日々のヅカ
今年はしょっぱなから、月組チケ運悪し…

ぴあのプレリザーブ、外れても腹が立つけど、当たっても「なんでこんな席なんだー」みたいなのばっかり。
当日券でも入れるんじゃないか、みたいな席当たってもなあ。

はぁ。

というわけで、先日月組と星組の千秋楽で迷ってましたが、杞憂でした。心置きなく星組行ってまいります(泣)。
今朝気付きました。
星組梅芸千秋楽と、月組宝塚大劇場千秋楽が同じ日だということを(怒)

なんでそういう日をかぶせるかなあ。どっちも行きたい人はどうしたら良いんだよう。
星組梅芸は、友の会もプレリザーブも外れたので、普通の日曜日のチケットのみ、オクで良席を高い値段出してゲットしたんです。そして先日なんでか2度目のプレリザーブの案内が来て、まだ千秋楽チケットが出てるではないですか!
思わずもう一度申し込んだら、席は良くないけどなんか当たってしまいました。
それはそれで嬉しかったんですよ。ホント。

で、今朝になってそういや月組のプレリザーブの受付期間だな、と思って申し込む段になって、気付いたんですよ。星組に行っちゃったら、月組は当たっても行けないことに!
ゆら姐さんの挨拶、見たいよ…。どうしたらいいのさー。
まあチケット取れなきゃ、どっちにしろあきらめるんですけどね。

ホント、千秋楽のダブルブッキングは勘弁してくださいよ(泣)
初見にして千秋楽、行って参りました。

らんとむ氏のカッコ良さにノックアウトされました。ダイナミックで男役としてのスタイルが超はまってます。湖月わたるさんの持つ「男役の包容力」みたいなものを継承できるのは、間違いなくらんとむ氏だと思います。いつか大劇場の真ん中で見たい人だと思いました。
きほちゃんは、安定してました。この人は優等生的なうまさを持つ人だと思います。だけど、このたびは主役を食ってしまうほどにすごかった人が別にいたので、どうしても印象としては弱くなってしまいました。
ものすごかったのが桜一花ちゃん。あまりの芸達者にあっけにとられてしまいました。最初にショーンに取り憑いて振り回すところなど、あまりのインパクトに、舞台の他の部分に目が行きません。一花ちゃんに釘付けでした。今後見続けるのが楽しみなジェンヌさんだ。そしてまっつさんと組んで悪魔役でしたが、芝居が終わっても、緞帳が降りてくる間などに、二人でずーっとなんかやってるのもツボでした。
観劇前に「まっつを観てくださいね」と緑野さんに言われたんですが、最初まっつがどこにいるのか、一瞬わからなかった(汗)
なんでだろーと思ったら、髪形で雰囲気が変わっちゃったからでした。認識できたら、ちゃんと見られましたよ(笑)
私的に一番まっつさんがかっこよく見えたのは、最初のセリフ。電話のフランクの声と同時にしゃべるやつ。すごいシャープな感じで、悪魔が操ってます〜みたいな感じがすごく良かった。
演じているまっつさんはできるだけチェックしてたんですが、群舞だと私、さお太さんに目がいっちゃうんですよ(笑)すみません。私、さお太さんがマオカラーの衣装着てるの、ツボなんです。どうしても目が貼り付いてしまいました。
芸達者だったのはみわっちもでした。悪魔が出てきて、お経ソングの時、八百屋舞台の外側でコーラスで入っているのですが、路線ジェンヌがやっていいのか、お化けのひゃあぁぁぁぁ、みたいな雄叫び(笑)三枚目のエクソシストくずれの科学者の役が、意外なほどにはまってました。

ストーリーは「ハードボイルドとファンタジー」とはちょっと違うなと思います。正塚先生の前回の「BourbonStreetBlues」も全然ブルースと関係なかったし(笑)、ちゃんとタイトルやコピーがはまったら、納得できる部分もあるのに、最初のとっかかりが間違えているもんだから、芝居を見終わった後に、「?」となってしまう。
途中まではテーマと合わなくても、それなりに筋道立てて楽しんでいたのに、起承転結の「結」の段階で、無理やりまとめた感があって、全然落ちてない。消化不良な作品だったと思う。リズムや笑いで強引にまとめてしまったので、「ちゃんとしたものを観た」気分にさせられてるのが納得いかない感じでした。
もしかしたら、「ちゃんとしたものを観た」と思わせる部分って、出演者の頑張りなんではないかと。

らんとむ氏は、DSを除いたら花組での仕事はこれで最後なので、舞台挨拶の時、公演の長をしていたさお太さんとか、うるっと来ていて、こっちももらい泣きしそうになりました。まっつもうるっときてたけど、この度は「悪魔」を一花ちゃんと演じきる楽しみを最優先してるようで、すぐに立ち直ってネタやってました。

公演後、外で待ってた緑野さんと合流、緑野さんのお友達のお友達という方にもお会いし、しばらく遊んだ後、らんとむ氏の出待ちをしてしまいました。
バウホールの楽屋から公演メンバーがみんな出てきて、「巣立ち」(緑野さんが読めたので教えてもらった)と書かれた横断幕を楽屋外で広げて、みんながらんとむ氏を歌いながら見送ってました。そして、立ち去ろうとするらんとむ氏に「ショーン」「ショーン」とみんなで呼んで振り向かせてたのが楽しかった(劇中で同じようなシーンがあるのです)。

19時ぐらいに緑野さんと別れ、帰りの電車に乗り、座席に座って何気なくあたりを見渡すと、私の斜め前の座席に金髪の美しい人が!誰だっと思って良く見ると、谷みずせちゃんでした。あんまりジロジロ見る訳にもいかないので、チラチラ見(笑)、すごくうれしかったので、携帯メールで先ほど別れたばかりの緑野さんに報告してしまいました(笑)
ゆら姐さん…

久しぶりにすごいショック…

ほっくんがトドさまの息子役なんだなー、とか
いきなり増えたクレオパトラがあいちゃんということは
娘役の役すげー少なかったんだな、とか

そして友の会外して打ちひしがれてるワタシ…
久しぶりに1人で出かけて1人で観劇でした。
左端の席だったので、舞台のセンターがわかりにくかったり、舞台左側に死角ができたりと、歯がゆい部分はありましたが、作品は楽しかったです。

稲葉先生のデビュー作ということですが、若い演出家の仕事だけあって、進行があっさりしているなあ、と思いました。なんとなくマンガを淡々と読んでいるような、転機のシーンでもどこかあっさりしているような、気の抜けた感がありました。だから「このエピソードはこのままほっといて良いのかよ」みたいな部分もちょっと残りました。
普段「大物(笑)」演出家の作品ばかり観ているので、しつこい程の「溜め」みたいなのがないから、そう思ったのかも。
で、あっさりした演出の中で悪目立ちするのが、組長と副組長だったと思う。なんかやり過ぎ感が残るというか…。

オサさまはなんか良い男でした。いつになく暖かい包容力のある感じがとても良かった。あやねちゃんを愛してたり、ゆみこちゃんを思いやったり、まとぶんをかわいがったりするすべての演技がやさしかったと思う。
ただあやねちゃんと愛し合うエピソードより、ゆみこちゃんやまとぶんとのエピソードの方が重要な感じだったので、今回はヒーローとヒロインの物語では無かったと思う。

あやねちゃんはずっと歌唱力を不安視されているけれど、今回の芝居を観る限りは、ファントムもなんとかなりそうかな、と。すごくうまくは無いけれど、これから必死で歌のレッスンすればある程度のレベルはクリアできそうで、花ファントムもかなり楽しみになってきました。(オサさまゆみこちゃんまとぶんは元々心配してないし)

なんといっても幸せそう&楽しそうなオサさまの笑顔いっぱいの芝居が観られたことが、今回一番のポイントだったかも。
最近、ヅカ関連のチケット運は両極端です。すげーラッキーか、大はずれしかありません。で、すげーラッキーは以前も書いたように宙組なんですが、今回スカステのコム水トークショーが当たってしまいました。大喜びでmaさんに言ったら、なんとmaさんも当たってた!えーっ、このイベント競争率低かったのか?!などと驚きつつも、某オクでは5万の値がついてたなどと聞くと、やはりラッキーだったのね、と。しかし当たっといてなんですが、もしかしてこのトークショーに当たるより、今やってる公演チケットがもらえるキャンペーンに当たったほうが良かったのかしら(特にアルバトロス…)、などと贅沢に悩んでみたりして。

会場は宝塚のひとつ大阪よりの「清荒神」にある宝塚ベガホールということろで、初めて行ったんですが、駅から徒歩1分でなかなか便利でした。
当たったのは通路側の席だったので、登場と退場の時に、コムさんと水さんが横を通ってくれるのがとっても幸せでした。
あいかわらずコムさんは輝いていたと思う<ひいき目なのか(笑)
普段のビジュアル的には水コムって感じなのに、トーク全般水さんはコムさんに翻弄されまくってました。まるでオスカルに翻弄されてメロメロになっちゃうアランのようでした(笑)
水さんが真面目に一生懸命話している様を、横からじーーーーと眺めているコムさんに萌え!
そして歌のコーナーで、自分が歌う「白ばらのひと」のタイトルが正しく言えなくて焦りまくってた水さんにも萌え。いやそれよりもコムさんにいじられて、焦りまくっている姿に萌え!
なんかええもん、見させていただきました、て感じです。

他に萌えたところといえば、
・コムさんの薄さ。華麗さ。
・水さんの履いていたボトムのカットの男らしさ、そしてそれがめちゃくちゃ似合って着こなせている事。
・オサドレ特出の時に、水さんは悠さんと「同期共演だねえ」と感慨ひとしおでしみじみして見ていたらしいが、コムさん、「別に普通」て(爆)
・ゲストへのサンスター商品のプレゼントゲームで、水さんよりたくさんの賞品をゲットしたときの喜びようが、素で嬉しそうだった。
・プレゼントコーナーの最後、コム水さんと一緒にポラの記念撮影があり、写真ができ上がるまでの間、司会の人と当たった人がしゃべっている間、ずーっとSS席が東京と宝塚のどっちにあるかで真面目に議論していたコム水。正解はどっちもある、なのに、ジェンヌさん達の情報はアップデートされてないらしい。

トークショー終わってから、maさんと乃々ちゃんと、花組DC初日とダブルヘッダーだった緑野さんと一緒に同じ電車で東へ。途中、乃々ちゃん、maさんの順に別れ、緑野さんと晩ご飯をご一緒してから帰宅しました。
帰ったら、星組梅芸のプレリザーブのはずれ結果メールが来ていてガックリ。やっぱり基本はこうなのかよ・゜・(ノД`)・゜・
花組そのかバウの配役見て、うずうずしてしまいました。
なんだあの役名!サイトー君、素敵すぎる〜。
でもチケット取れなかったんだよう〜。
どうしよう…今からでもがんばるか…。

最近更新滞っておりますが、買ったDVDも観ないままためまくってます。こないだようやくオサコンDVD観ましたよ。公演中さまざまな称賛の感想を読みましたが、春野さんって、ほんとうにすごいと思いました。短いお稽古の間にあれだけの楽器パフォーマンスを取り入れて、成功させてしまった小池先生にも感嘆です。
そして、今まで花組の娘役さんはそんなに詳しくなかったのですが、花野じゅりあちゃんにはまってしまいそうです。かわいーよ。

今週末は久々にヅカ忙しくなります。感想はちゃんと書きます〜。
初コム茶参加。

朝から朝8時にご飯を食べてから、何にも口にしていなかったので、ちょっと早めに宝塚ホテルに行き、新館に向かう途中の喫茶室に入るが、店員が全然こっちを見ないので、勝手に席に座っていいものか、悩む。結局店員のそばまで行き、自分の存在をアピールしてから着席。ホテルの喫茶室なのに、ファミレス以下の気の遣わなさだなあ、と、なんか気分悪い。でもホテル値段なのでいいお値段。こういうところの値段ってサービスへの対価のはずなのに〜。
しかも頼んだサンドイッチ、テーブルにやってきた時点で半壊寸前なのに、フォークなども出してくれないので、皿にこぼれた野菜などは全部手づかみになってしまう。途中でフォークを頼もうにも、店員が客席を見ていないので、気付いてもらえない。
宝塚ホテル、もてなしの心がなさ過ぎ…。

てな話は置いといて、本日は同じ会場で、キム茶、かし「お食事会」もあった模様です。かしちゃんとこの「お食事会」ってなんだ?けど、なんかいいなあ、と訳もわからずうらやましがる。

お茶会が始まって、会場のドアからコムさんが現れたとき、すごくびっくりしました。ライトが当たっているとか当たっていないとかじゃなく、なんかひかってる!輝いてる!美しい〜〜♪
深緑のベロアのパンツスーツに、ショートカットより毛足が少し長くなったのを外側にくるんと巻いて、ゴールデンステップスの時の女装みたいな髪形でとっても美しいお姉さんでした。
なんかこの人、どんどん美しくなっている気がするんですが…。以前にも他のトークショーなどで生コムさんを見てますが、美貌に凄みがでてきたような…。本当に妖精だ!と思いました(笑)

そして終始ニコニコ。低い声(笑)
いやもー堪能させていただきました。癒されました。
えーとベルばら祭りには参加しない意向だったのですが、maさんに誘われ、コムカル美しいし1回くらい観てもいいかな、と行って参りました。ちなみにかしドレ&水アランの日で、配役的には1番私の理想でございました。

・私、ベルばらが嫌いな要素ってたくさんあるんだけど、基本的な部分として、「白でピンクで水色」なのが嫌なのよね。で、「ご覧なさい♪」だよ…(´Д`;)
小公女はともかく、小公子は見るに堪えないです。だって男役芸を追及中の下級生〜中堅男役に、あんな安っぽい格好させて踊らせるのってどうなの?

・それで、いきなりフィナーレですか?(笑)

・オスカルねーちゃんズ、キモ過ぎ…特に長女。やり過ぎ。そして全編にわたってジャルジェ家ファミリードラマ多すぎ。狂言回しとして本編に出てこないル・ルーがいるけれど、ちょっと荷が重かったような。

・アンドレの目を心配するときの説明セリフにめっちゃ引いた。その後もやたらめったに長い説明セリフが次々に…こんなに説明しないといけない劇って、劇にする意味あるの?2年前にやったベルばら30みたいに、おいしいシーンの抜粋ショーでいいですやん。

・コムカル、かしドレ、水アラン、まーロザリーはとってもお似合い。美しかった。しかし壮ジェローデルの鬘はどうなの。最初に「変」と思ってしまったがために、最後まで壮くんの事は微妙に感じてしまった_| ̄|○

・ロザリーの夢のシーン。ま・まちカル…(笑)仮面付けても1人まちかとわかってしまう存在感に釘付けです。

・ディアンヌ、イザベルに違和感。ディアンヌが明るく出てくる意味って、後の不幸を強調するためだと思うのに、不幸のエピソードがないために、元気な下町の娘にしかなっていないのが不満(それはシナちゃんのせいではない)。どちらかというとイザベルの方が貧乏でも貴族の娘って感じ。そして栄養失調には見えない(笑)

・ペガ!!あれロバかポニーのサイズじゃないか?(っていうかメリーゴーランドの馬のサイズか(笑))写真では見てたんだけど、ベルばら祭りが始まってから、スカステも全然観てなくて、今回初見。なんだあのちっさい馬の尻に刺さったクレーンは!しかもクレーンどうみても中で人が操作してます〜みたいなちゃちぃ感じ。安全性のためだろうけど、コムさんがソファに座るようにどっしり馬に座り込んでいるのも変な感じ。
客席も感動しているというよりはどよめいているか笑っている人が多いように思った。そしてペガに乗っている間中満面の笑顔で歌うコムさんに、なんか涙が出た。公演するたびにコムさんの乙女心が傷ついているような気がして悲しかった。
軍神マルスのシーンて原作ではもっと意味のあるエピソードなのに、「動くペガサスに乗って登場するオスカル」に重点が置かれてて、すごい違和感。完全に目的と手段が入れ違ってる。
原作のイメージをここまでチープに壊してくれるなよ。

・細かいことだけど、原作に出てくる役で、芝居になるにあたって役割がかわっちゃった人とかいるのが気になる。
ジュローデルがジェローデルになっちゃったのも気持ち悪いし、ダグー大佐が、衛兵隊を去らずに国民に味方するのも気持ち悪い。この変更って何の意味があるのかな。ダグー大佐はオスカルに多少同調しつつも貴族以外の生き方ができないと袂を分かつ、という大事な役割があるのに、あんなに迷いなくオスカルについて行くって、彼の「役」としての価値がないじゃないか…。

・アンドレが死ぬとき、近寄ろうとするオスカルを留めるのはどうしてアランじゃなくてベルナールなの?アランだからこそ、あのシーンが際立つと思うのに。

・アンドレが死んでから、シトワイヤン行こうまでは本当は一晩あって、その一晩があるからこそ、アンドレの死がより悲しいものになるのに、怒濤のごとくバスティーユになるのがわびさびが無いなあ、と。

・オスカルが死んだ後のシーン…。超超超超蛇足!うっかり出そうになった涙も引っ込むよ(笑)ガラスの馬車はともかく、また馬。メリーゴーランドの馬より動きがチープだ。馬の足を動かせないのはともかく、動かせないのに無理やり動かすな!なんでシーンを再現することにこだわるんだ。再現するならちゃんとやれ、出来ないことには手を出さないでくれ、と言いたい。

・そんな内容の芝居だから、フィナーレのショーには期待していたんだけど、すげーがっかり。せっかくダンサーコムまーコンビなのに、新作の振り付け全然良くない。前から若央りさの振付は気に入ったものがなかったんだけど、今回はダメさが際立っていたかも。

いやもー「少しも早く」引退してくださいよー。老害甚だしいですわ。ジェンヌさん達はがんばってるよ!どんな作品でも糧とし成長しようとしてるのがわかるだけに、悲しい。
確かにベルばら祭りはすごくて、びっくりするほど客入り良いし、いつもと客層が違うな、と思うけれど、この客入りが後に続くものではないなあ、と感じる。

トイレの順番待ちをしている時、二人連れの人が今日の感想をしゃべってて「星組の方が良かった」「役者が良かったのよ」みたいな話をしていたけれど、ベルばらに関しては役者の問題じゃないと断言できる。構成・演出の問題ですよ。役者がどんなにがんばっても元の痛々しさをフォローする限界ってものがあるし、それができる役者さんって、少ないと思う。

そんな中、いろんな感想を読んでいると、星組東京宝塚劇場のとうカルがすごく良いみたいで、この超駄作でもここまで見せられるのか、みたいな文章を読むと、ちょっと行ってみたくなるけれど、やっぱりダメです。

「駄作だ・駄作に違いない」と思っていたことが、「やっぱり駄作だったのね」と確信できた、よい経験でした(爆)

maさんと乃々ちゃんと観劇後、上記のような感想をめいっぱいしゃべってすっきりできたので、17日は楽しかったです(違)
ここんとこ、友の会はことごとく「残念ながら………」のアナウンスばかり聞かされていたのですよ。
宙バウも、今やってる月バウも、月ワークショップも、花DCも、何もかも気持ち良いぐらいに。
ほとんどのチケットは梅芸会員か、ぴあで入手していました。あとはお友達からまわってきたありがたいチケットとか。
とにかく自力で友の会入力したやつって、全然ダメだったんすよ。

そして、先週の宙組大劇場の入力。今回4公演を1枚ずつ申し込んだんですが、3公演は相変わらず「残念ながら…」でしたが、

千秋楽当たった!!・゜・(ノД`)・゜・

今朝、確認の電話して、しばらく「うそーうそーうそー」と興奮がおさまりませんでした。
だって絶対無理だと思ってたよ〜。千秋楽なんて関係者とファンクラブでほとんどチケット出ちゃってると思ってました。だってたかこさんとはなちゃんの千秋楽なんだもん。

あまりの運の良さに、ラッキーを使い切った感ありすぎで、今後が思いやられてます。
たかこさん、よかった。
公演日程通り、出演できるまでに回復してきたんだ。

本当に良かったね。
それでもできるだけ腰に負担のない内容にしてもらって、
最後の日まで全力投球でがんばってください。

とっても楽しみにしています。
ヅカ的にはただいまベルばら祭りの真っ最中でございますが、わが家はヅカ生活が始まってから、1番ヅカから離れた状態でございます(笑)
スカステも最近ほとんど観ないもんなー。年末年始に録り貯めたVTRもほとんど放置しているし…しかし着々とDVDは購入しています(笑)<早く観ろ自分
えー、最近買ったのは、龍星、花組アーネスト、オサコンです。2月になれば待ちに待った銀の狼が!

というような毎日を過ごす中、昨日ようやくスカステの宝塚クロニクルの専科バージョンを観たんですが、去年って五峰さんって、何も出演してなかったのかな。全然映像が無かったです。
五峰さんの肉感的なダンス好きなので、芝居だけでなくショー的な物にももっと出て欲しいです。

そんなヅカぼけ生活をしているため、花組DCの友の会入力したんですが、結果を確認するのをすっかり忘れておりました(泣)
もし友の会で入力して、当たった方がいらっしゃいましたら、チケット届いた時期に「届いたよー」と教えていただけると幸いです。その時期に届かなかったら外れた、ということで。
今週頭は宙組大劇場と月組エンカレの入力忘れないようにしないと。

大混乱

2006年1月16日 日々のヅカ
うーん、今回の組替え、自分的には消化不良気味。

メインは宙組大補充って感じかなあ、と思いますが、
行く人来る人。誰かが来てくれると同時に、誰かが去っていく。
なんとも複雑な気持ちです。
○○さんが来てくれるから、これから○組の観劇がさらに楽しくなるわぁ、というところまで、気持ちがついてこない。もう少ししたら落ち着くかしら。

良かったのでは、と思うのは月の85期トリオの解体。トリオだから好き、という方もいらっしゃるでしょうけど、他組の85期路線系と比べたら、かなり厳しい。トリオで使われている限り、成長しにくいのではないか、と思ってたので、この人事に関しては納得です。あさゆひかしぐらい上級生になって、実力もついてきてたらトリオで使ってもそれぞれが光っておいしいのだけど、彼らはもっと揉まれなくちゃ。
反対にヽ(`Д´)ノ ウワァァン! となったのが、あすかちゃん。
新専科ってなくなったんだと思ってた。まさか本専科ってわけでないでしょう?檀ちゃんのように一時的に専科で、どこかのトップに、ていうなら希望もあるのですが、いったいどういう扱いなんでしょうか。やっぱり今年の日生劇場要員なのかな。

組替えニュースとは別に衝撃が。
雪組全ツはベルばらなんだろーなーとは思ってましたが、主演コンビが水まーの組み合わせって一体?。
そしてコムさんはバウイベント。このイベント自体は演出がまたまたオギーだし、とっても楽しみなんだけど、これってもしかして○○イベントなんですか(泣)
で、どーしてまーちゃんはこっちの出演じゃないの?ダンサーコンビなんだから、一緒に出て欲しかったよー。

昨日ようやく正月に録り貯めていた、スカステの新春メッセージを全部観たんですが、コムさんの挨拶、妙な含みを感じてたので余計に動揺してます。
長いことだいあり放置していました。
年末から仕事を含め、いろいろとバタバタしてまして、気がつけばヅカはベルばら祭り期間に突入…。
そんな中、年始のご挨拶代わりに、12月中にmaさんから受け取ったバトンに回答してみようと思います。

<<質問内容>>
1.受け取ったキーワード
2.自分がイメージしたキーワード
3.バトンを渡してくれた友達へ
4.次にお願いする3人

1:受け取ったキーワード

中島みゆき→わかれうた→失恋→涙→青春→ドキドキ→初対面→学校→初恋 →同級生→幼なじみ→親友→心の友→大切→家族→旅行→出会い→春→桜→ピンク→桃→岡山→奈良→堂本剛→堂本光一→F1→光一のオレファン→カーキチ→ 足フェチ→ミニスカート→相葉雅紀→嵐→「one」→「PRESIOCE ONE」(綴りに自信ないけど)→王様コン→絆→「8→1」→大倉忠義→ドラム→よでぃー→より(藤家和依)→Question?→感じてみろ! →8⇒1→最強で最高→コンサート→「大阪ロマネスク」→ダンス→バックダンサー→辰巳君&こっしー(辰巳雄大&越岡裕貴)→TOP SECRET→Lucky Man→No.1→ホスト→甘い言葉→もう君以外愛せない→紫→夕暮れ時→オレンジ→ガーベラ→花占い→恋→映美くらら→大好き!→娘役→癒し→雪組男役 →変身→期待→ラブシーン→水夏希→夢中→神秘的

2.自分がイメージしたキーワード
えーと、このバトン、やり方がよくわかんないのですが、これで合っているのかな。
「神秘的」で何か考えなくちゃならないんですよね。
神秘的…難しい…。若くなくなってくると(笑)、「神秘的!」タイプの感情の発露が少なくなってきまして(笑)。そんな中で、敢えていうなら約1年前になってしまいますが、星組公演「ロマンチカ宝塚」−ドルチェ・ヴィータ−の舞台が思い浮かびます。大好きなとうこちゃんが出ていた事も印象を深めた理由の一つですが、舞台のオープニング、幕が開いた瞬間、リアルト橋にわたるさんを中心に、道化師のような人々が並び、橋の下には水の妖精。この1枚絵のような配置に、初めて見た時はつい「おおっ」と声が出てしまいました。博多座でも見たのですが、大劇場公演となり、フルメンバーで構成された舞台は圧巻でした。
どこか禍々しくもありながら、神秘的なシーンでした。
と、ここまで書いて思ったんですが、私は「純粋に美しい神秘的」よりも、どこか毒を孕んだものの方に魅力を感じるみたいです。あーそういえば、退廃的な物にもちょっと魅かれます。というわけで、イメージしたキーワードは「禍々しい」で(爆)。

3.バトンをまわしてくれた友達へ
ものすごく久しぶりにバトン来ました(笑)。
バトン来てから答えるまでにひと月近く経ってしまいました。maさん、すみません。
永らくお待たせしてしまいましたが、こんな感じで良かったでしょうか。

4.次にお願いする3人
すみません。バトンを受け取るのは良いんですが、次に誰に渡したら良いか、考えられませんので、こちらはアンカーということでお願いいたします。

以前からだいありで書いていた通り、ベルばら祭りの間はしばらく観劇はお休みです。
バウホールに関しては、予定入れるつもりなんですが、友の会がことごとく敗戦状態で、メソメソです。本当にしばらく観劇できなさそう…。買ったDVDとか、録り貯めた番組など観ながら過ごします。スカステの正月録画した分もまだ観てないし。
それではみなさま、本年もよろしくお願いいたします。
えーと、あまりに大穴人事だったので、開いた口がふさがりません。
かしげちゃん、すごい好きなジェンヌさんの一人なんだけど、先日のバウの感想でも書いた通り、まだ勉強してほしいと思うんですよね…。
あと、お披露目の演目にしょぼん。

雪組さんの公演、楽しみです。オギー、待ってたよオギー。
雪・星とも、なんとなく退団の香りのするタイトルだなあ。

花組のファントム、うわさ通り再演なんですね。
よくわからないんだけど、桜乃彩音ちゃんて、歌うまいんですか?
期待していいのかなあ。

はー、いろいろと思いが頭をかけめぐっておりますが、仕事忙しいので、つぶやくのはこのくらいにしておきます。

はー。
サヨナラショー付き千秋楽ってはじめてなんですよー。

芝居ですが、前に観たのは一ヶ月以上前。ちょっと進化しているかなーと楽しみにしていました。劇的に変わった、と感じたのはまとぶんでした。前に観た、白い薄い王子様のような貴族ではなく、貴族であるということにのみ、しっかりとしたアイデンティティを確立した、自信たっぷりの濃いキャラクターに変わってました。
ゆみこちゃんも変わったかも。私がより注目して観たからかもしれませんが、感情表現がより繊細になったような気がしました。
あすかちゃんは超安定。この人は、稽古場映像などで素顔を見ると、決して美人だとは思えないのに(失礼)、舞台に上がると本当にすごい。
オサさまは、前よりはアンリエッタを愛しているように見えました。
ドキっとしたのは、フェリーチタきほちゃん。うつろに「祈るのよ」と幼ヴィットリオに言い聞かせるところなど、狂気をしっかり感じました。そのきほちゃんと、代役の代役、幼ヴィットリオ瞳ゆゆちゃんのがんばりはすごくて、死に至るシーンでは、涙がぐっと…。
そもそもの脚本が気になるのはしようがないとして、千秋楽らしい良い仕上がりだったと思います。

ショーも楽しかったです。いつも思うのですが、ふーちゃんはかもめな額の生え際を隠したコスチュームの方がかわいいと思う。沖縄の娘さん姿はとても似合ってました。
「東京ブキウギ」のところのオサさまの掛け声は「千秋楽おめでとうございます」でした。

ショーの後、サヨナラショーまでのつなぎの間、はっちさんの噛み噛みトークにドキドキ。今後の予定の「花の道イベント」は花組全員で参加って言ってたけれど、オサさま欠席じゃないかー、と心の中でツッコミ。
そしてサヨナラショー。アプローズタカラヅカのムラ他組トップ特出のダンスシーンもう一度、で始まりました。あのシーンと衣装、好きだったので嬉しかった。天使の季節の主題歌は、ふーちゃんとみわっち・まっつだったけど、まっつの方が新公で歌い込んでいた分、落ち着いたうまさを感じました。
途中でふーちゃんが引っ込み、白いドレスに衣装替えしたんだけど、ピンマイクの位置が変みたいで、歌声がこもってマイクにうまく入ってないのがかわいそうだった。どうやらマイクは胸のコサージュに隠れてしまってるらしく、歌声は入りにくいのに、衣擦れの音はガサガサ入ってた。踊りだけの間は、PAさんがマイクを切っていたみたいだけど、歌うとどうしても…。デュエットなどで男役さん達と寄り添って歌うときは相手のマイクに向かって歌っていたのでクリアだったけれど、一人で歌う部分は、いつも以上に声をはりあげないといけないらしく、いつも以上にお歌がアイタタタ…(´Д`;)

サヨナラショーも終わり、退団挨拶までの間もはっちさんの噛み噛みトークにドキドキ。退団生徒さんのお手紙を読むんだけど、それぞれの在団中の思い出話などで客席もほっこり。けれどふーちゃんの手紙に「首席で入団」て自分で書いたのを聞いて、かなりもにょる。この人は「主演」や「首席」という言葉のみに寄り掛かってきたんだなあ…。
幕が開いて、挨拶か始まっても、前4人とふーちゃんの時の温度差を感じたり。私だけが勝手にそう感じるだけかもしれないけれど…。

カーテンコールもあっさりしたもので2回しか幕が上がらなかった。私が前に千秋楽を観たのは、去年の東京宝塚劇場の星組千秋楽で、トップクラスの退団は無かったけれど、もっともっと盛り上がっていた。なのに2回目のカーテンコールが終わった後は、客席の拍手はぴたりと止み、皆さん帰り支度。ちょっとびっくりしました。演目としては、芝居・ショーとも悪くは無かった筈なのに、この盛り上がりのなさに、ちょっとぼう然としてしまいました。

せっかくムラの千秋楽に来ているんだから、花の道のお見送りをしても良かったんだけど、すごく寒かったので、あっさり帰りました。もう少し暖かい季節だとがんばれるんだけど…。
次、お見送りがあるのは宙組さんですが、過ごしやすい季節でいいですね。

帰ってメールチェックしたら、ぴあの月バウプレリザーブの抽選結果が。今回からチケットは1枚しか予約しないんだけど、その分抽選確率上がるかなあ、とほのかな期待をしていましたが、しっかり第三希望まで外れました。なんだよう。

届いた

2005年12月8日 日々のヅカ
家の中で探し物が見つからないとき、Webで日記を書いたり、誰かに「見つからないのよ〜」とこぼすと、ひょっこり出てくることがある。

学生時代、問題の答えがわからなくて、人に聞いた途端、その人に教わったわけでないのに、答えがすらすら出てくることがあった。


歌劇誌ですが、昨日ここでぼやいたら、今日届きました。

なんでもつぶやいてみるもんです(笑)。

歌劇誌

2005年12月7日 日々のヅカ
友の会に入って、歌劇とGraphは年間購読しているんだけど、なんでか未だ歌劇の1月号が届かない。
いつもは一般発売日の5日前くらいに来るんだけどなあ。
もう発売日過ぎちゃったよ…問い合わせた方が良いのかな、と思うけど、どこに問い合わせたら良いのかわからーん。

雑誌の入れられている包装袋に問い合わせ先が書いてあった気がするけど、そんなの届いた日には捨てちゃうもんなあ…。

このまま待ってても、もう届かないような気がする。
困った。
11/12に行ったので、12日の日記に書きたかったんですが、時間も経ってしまったので、本日の日記に。
最近忙しかったので、記憶薄れてます。

・あーやっぱりかしちゃんは美しい。きれいなジェンヌさんはいっぱいいるけど、美しさだけで言うなら、かしちゃんが一番私の好みなのです。どんなに額が後退していても(爆)
今回はその額を全部隠している前髪すだれスタイルなので、表情は見えにくかったけれど、はげは無しだし(爆)

・いづるん…いづるんって悪くないんだけど、長年娘役のみをやってきた子達を押しのけられるほど秀でていると、あまり思えないんです。無表情っぽいし、シルヴィアの年齢もわかりにくかった。若いのかそこそこの年なのか。

・壮くん…。彼もちょっとしんどかったと思う。役的にはおいしいので、誰がやっても評価されるだろうと思う。壮くんは踊りも歌もそこそこやれてるのに、演技に対する熱さが足りない感じ。優等生的な空気を感じます。優等生ならば、今回の役にもぴったりじゃないか、と思うんですが、狂気の部分まで優等生。
もう一押しなんだけどなあ。惜しいなあ。

・で、もう一度かしちゃん。かしちゃんはうまい人なんだけど、いずるんと壮くんの「もう一歩足りない」部分を操作してまとめあげられる程には至っていない感じ。ここをクリアすればいつでもトップOKよ、て感じなんですが(笑)、まだまだ勉強の道のりは続くよ〜(笑)

・この芝居で一番の成長はきたろう(緒月遠麻)だと思う。濃い演技はしっかり濃く、きちんとまじめな部分はまじめに、いい仕事してました。きたろうは全ツ組の凰稀かなめちゃんと対で使われることが多くて、最初見たときはかなめちゃんの方が好み!と思っていたんだけれど、もちろん今も好きなんだけど、どんどんきたろうくんラブ濃度が増しています。

・涼花リサちゃん、めっちゃかわいい。ちょっとお色気なのも、かわいい性格なのも、うまく表現できてたと思う。だから殺されちゃった時、かわいそうだとちゃんと思えた。
私が見た回は、ヘイワードからもらった時計をなかなかうまく付けられなくて、壮くんが「大丈夫かい」と素顔っぽい表情で笑っていたのは、多分アドリブだったような気がします。

・他にもおいしかったのは柊巴ちゃんかな。彼も与えられた役を精いっぱいがんばって、いい仕事していたと思う。あと特別大きな出番がなかったのに姿にインパクトあったのは谷みずせちゃん。

小池先生の作る物だから、芝居の内容に関しては破綻無く、安心して観られました。ただストーリーを追うのにいっぱいいっぱいで、主人公達が恋に落ちるエピソードは何か物足りない。エピソードを増やせば落ち着くのか、主演者3人でカバーできるものなのか、それはちょっとわからないです。
それと私的には主人公が「詩人」という職業なのが、ちょっと萎え。「詩人」ってよほどの大大大大作家でもない限り、詩だけで食っていくのは難しくないか。それに教師をやりながらでも詞は書き続けられるのではないかと。ひょっとしたら、詞オンリーの生活になったら、また行き詰まっちゃうんじゃないか、などと、なんかモニョモニョした気分が漂ってしまいました。
それと小池演出で必ず出てくる「大勢の若者たち」。今回は教師の教え子ということで、あまり不自然を感じなかったので、まあいいか、と思っていたのに、最後にやってくれました。ローリー先生を励ますシーン。思わず _| ̄|○ ってなりました。さ・寒い…。
これだけ確実に毎回「大勢の若者たち」が出てくると、次の宙組大劇場公演が心配になります。だって「大勢の若者たち」候補、多すぎるし…アワワワワ((;゜Д゜)ガクガクブルブル

今の雪組さん大好きです。
路線系でない下級生に至るまで、すごく魅力的。
ああそれなのにそれなのに、なんで次がベルばらなのか。
星組さんも雪組さんも大好きな人いっぱいいるのに、年明けからしばらくお別れです。
しかも「大劇場は行かなくても、バウホールがあるや」と思っていたのに、宙組バウは取れませんでした(泣)
ああ本当にしばらくお別れです。まあ春以降はバタバタしそうだからいいかな(笑)

余談ですが、せっかくお金払って梅芸会員になっているのに、エリザベートガラコンは抽選のプレリザーブが実施されないなんて、どういうこと?ほっといても完売確実な演目に関しては、営業努力はしなくていいって事なの?へー、ふーん、そう(*゜д゜) 、ペッ

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