えーとベルばら祭りには参加しない意向だったのですが、maさんに誘われ、コムカル美しいし1回くらい観てもいいかな、と行って参りました。ちなみにかしドレ&水アランの日で、配役的には1番私の理想でございました。
・私、ベルばらが嫌いな要素ってたくさんあるんだけど、基本的な部分として、「白でピンクで水色」なのが嫌なのよね。で、「ご覧なさい♪」だよ…(´Д`;)
小公女はともかく、小公子は見るに堪えないです。だって男役芸を追及中の下級生〜中堅男役に、あんな安っぽい格好させて踊らせるのってどうなの?
・それで、いきなりフィナーレですか?(笑)
・オスカルねーちゃんズ、キモ過ぎ…特に長女。やり過ぎ。そして全編にわたってジャルジェ家ファミリードラマ多すぎ。狂言回しとして本編に出てこないル・ルーがいるけれど、ちょっと荷が重かったような。
・アンドレの目を心配するときの説明セリフにめっちゃ引いた。その後もやたらめったに長い説明セリフが次々に…こんなに説明しないといけない劇って、劇にする意味あるの?2年前にやったベルばら30みたいに、おいしいシーンの抜粋ショーでいいですやん。
・コムカル、かしドレ、水アラン、まーロザリーはとってもお似合い。美しかった。しかし壮ジェローデルの鬘はどうなの。最初に「変」と思ってしまったがために、最後まで壮くんの事は微妙に感じてしまった_| ̄|○
・ロザリーの夢のシーン。ま・まちカル…(笑)仮面付けても1人まちかとわかってしまう存在感に釘付けです。
・ディアンヌ、イザベルに違和感。ディアンヌが明るく出てくる意味って、後の不幸を強調するためだと思うのに、不幸のエピソードがないために、元気な下町の娘にしかなっていないのが不満(それはシナちゃんのせいではない)。どちらかというとイザベルの方が貧乏でも貴族の娘って感じ。そして栄養失調には見えない(笑)
・ペガ!!あれロバかポニーのサイズじゃないか?(っていうかメリーゴーランドの馬のサイズか(笑))写真では見てたんだけど、ベルばら祭りが始まってから、スカステも全然観てなくて、今回初見。なんだあのちっさい馬の尻に刺さったクレーンは!しかもクレーンどうみても中で人が操作してます〜みたいなちゃちぃ感じ。安全性のためだろうけど、コムさんがソファに座るようにどっしり馬に座り込んでいるのも変な感じ。
客席も感動しているというよりはどよめいているか笑っている人が多いように思った。そしてペガに乗っている間中満面の笑顔で歌うコムさんに、なんか涙が出た。公演するたびにコムさんの乙女心が傷ついているような気がして悲しかった。
軍神マルスのシーンて原作ではもっと意味のあるエピソードなのに、「動くペガサスに乗って登場するオスカル」に重点が置かれてて、すごい違和感。完全に目的と手段が入れ違ってる。
原作のイメージをここまでチープに壊してくれるなよ。
・細かいことだけど、原作に出てくる役で、芝居になるにあたって役割がかわっちゃった人とかいるのが気になる。
ジュローデルがジェローデルになっちゃったのも気持ち悪いし、ダグー大佐が、衛兵隊を去らずに国民に味方するのも気持ち悪い。この変更って何の意味があるのかな。ダグー大佐はオスカルに多少同調しつつも貴族以外の生き方ができないと袂を分かつ、という大事な役割があるのに、あんなに迷いなくオスカルについて行くって、彼の「役」としての価値がないじゃないか…。
・アンドレが死ぬとき、近寄ろうとするオスカルを留めるのはどうしてアランじゃなくてベルナールなの?アランだからこそ、あのシーンが際立つと思うのに。
・アンドレが死んでから、シトワイヤン行こうまでは本当は一晩あって、その一晩があるからこそ、アンドレの死がより悲しいものになるのに、怒濤のごとくバスティーユになるのがわびさびが無いなあ、と。
・オスカルが死んだ後のシーン…。超超超超蛇足!うっかり出そうになった涙も引っ込むよ(笑)ガラスの馬車はともかく、また馬。メリーゴーランドの馬より動きがチープだ。馬の足を動かせないのはともかく、動かせないのに無理やり動かすな!なんでシーンを再現することにこだわるんだ。再現するならちゃんとやれ、出来ないことには手を出さないでくれ、と言いたい。
・そんな内容の芝居だから、フィナーレのショーには期待していたんだけど、すげーがっかり。せっかくダンサーコムまーコンビなのに、新作の振り付け全然良くない。前から若央りさの振付は気に入ったものがなかったんだけど、今回はダメさが際立っていたかも。
いやもー「少しも早く」引退してくださいよー。老害甚だしいですわ。ジェンヌさん達はがんばってるよ!どんな作品でも糧とし成長しようとしてるのがわかるだけに、悲しい。
確かにベルばら祭りはすごくて、びっくりするほど客入り良いし、いつもと客層が違うな、と思うけれど、この客入りが後に続くものではないなあ、と感じる。
トイレの順番待ちをしている時、二人連れの人が今日の感想をしゃべってて「星組の方が良かった」「役者が良かったのよ」みたいな話をしていたけれど、ベルばらに関しては役者の問題じゃないと断言できる。構成・演出の問題ですよ。役者がどんなにがんばっても元の痛々しさをフォローする限界ってものがあるし、それができる役者さんって、少ないと思う。
そんな中、いろんな感想を読んでいると、星組東京宝塚劇場のとうカルがすごく良いみたいで、この超駄作でもここまで見せられるのか、みたいな文章を読むと、ちょっと行ってみたくなるけれど、やっぱりダメです。
「駄作だ・駄作に違いない」と思っていたことが、「やっぱり駄作だったのね」と確信できた、よい経験でした(爆)
maさんと乃々ちゃんと観劇後、上記のような感想をめいっぱいしゃべってすっきりできたので、17日は楽しかったです(違)
・私、ベルばらが嫌いな要素ってたくさんあるんだけど、基本的な部分として、「白でピンクで水色」なのが嫌なのよね。で、「ご覧なさい♪」だよ…(´Д`;)
小公女はともかく、小公子は見るに堪えないです。だって男役芸を追及中の下級生〜中堅男役に、あんな安っぽい格好させて踊らせるのってどうなの?
・それで、いきなりフィナーレですか?(笑)
・オスカルねーちゃんズ、キモ過ぎ…特に長女。やり過ぎ。そして全編にわたってジャルジェ家ファミリードラマ多すぎ。狂言回しとして本編に出てこないル・ルーがいるけれど、ちょっと荷が重かったような。
・アンドレの目を心配するときの説明セリフにめっちゃ引いた。その後もやたらめったに長い説明セリフが次々に…こんなに説明しないといけない劇って、劇にする意味あるの?2年前にやったベルばら30みたいに、おいしいシーンの抜粋ショーでいいですやん。
・コムカル、かしドレ、水アラン、まーロザリーはとってもお似合い。美しかった。しかし壮ジェローデルの鬘はどうなの。最初に「変」と思ってしまったがために、最後まで壮くんの事は微妙に感じてしまった_| ̄|○
・ロザリーの夢のシーン。ま・まちカル…(笑)仮面付けても1人まちかとわかってしまう存在感に釘付けです。
・ディアンヌ、イザベルに違和感。ディアンヌが明るく出てくる意味って、後の不幸を強調するためだと思うのに、不幸のエピソードがないために、元気な下町の娘にしかなっていないのが不満(それはシナちゃんのせいではない)。どちらかというとイザベルの方が貧乏でも貴族の娘って感じ。そして栄養失調には見えない(笑)
・ペガ!!あれロバかポニーのサイズじゃないか?(っていうかメリーゴーランドの馬のサイズか(笑))写真では見てたんだけど、ベルばら祭りが始まってから、スカステも全然観てなくて、今回初見。なんだあのちっさい馬の尻に刺さったクレーンは!しかもクレーンどうみても中で人が操作してます〜みたいなちゃちぃ感じ。安全性のためだろうけど、コムさんがソファに座るようにどっしり馬に座り込んでいるのも変な感じ。
客席も感動しているというよりはどよめいているか笑っている人が多いように思った。そしてペガに乗っている間中満面の笑顔で歌うコムさんに、なんか涙が出た。公演するたびにコムさんの乙女心が傷ついているような気がして悲しかった。
軍神マルスのシーンて原作ではもっと意味のあるエピソードなのに、「動くペガサスに乗って登場するオスカル」に重点が置かれてて、すごい違和感。完全に目的と手段が入れ違ってる。
原作のイメージをここまでチープに壊してくれるなよ。
・細かいことだけど、原作に出てくる役で、芝居になるにあたって役割がかわっちゃった人とかいるのが気になる。
ジュローデルがジェローデルになっちゃったのも気持ち悪いし、ダグー大佐が、衛兵隊を去らずに国民に味方するのも気持ち悪い。この変更って何の意味があるのかな。ダグー大佐はオスカルに多少同調しつつも貴族以外の生き方ができないと袂を分かつ、という大事な役割があるのに、あんなに迷いなくオスカルについて行くって、彼の「役」としての価値がないじゃないか…。
・アンドレが死ぬとき、近寄ろうとするオスカルを留めるのはどうしてアランじゃなくてベルナールなの?アランだからこそ、あのシーンが際立つと思うのに。
・アンドレが死んでから、シトワイヤン行こうまでは本当は一晩あって、その一晩があるからこそ、アンドレの死がより悲しいものになるのに、怒濤のごとくバスティーユになるのがわびさびが無いなあ、と。
・オスカルが死んだ後のシーン…。超超超超蛇足!うっかり出そうになった涙も引っ込むよ(笑)ガラスの馬車はともかく、また馬。メリーゴーランドの馬より動きがチープだ。馬の足を動かせないのはともかく、動かせないのに無理やり動かすな!なんでシーンを再現することにこだわるんだ。再現するならちゃんとやれ、出来ないことには手を出さないでくれ、と言いたい。
・そんな内容の芝居だから、フィナーレのショーには期待していたんだけど、すげーがっかり。せっかくダンサーコムまーコンビなのに、新作の振り付け全然良くない。前から若央りさの振付は気に入ったものがなかったんだけど、今回はダメさが際立っていたかも。
いやもー「少しも早く」引退してくださいよー。老害甚だしいですわ。ジェンヌさん達はがんばってるよ!どんな作品でも糧とし成長しようとしてるのがわかるだけに、悲しい。
確かにベルばら祭りはすごくて、びっくりするほど客入り良いし、いつもと客層が違うな、と思うけれど、この客入りが後に続くものではないなあ、と感じる。
トイレの順番待ちをしている時、二人連れの人が今日の感想をしゃべってて「星組の方が良かった」「役者が良かったのよ」みたいな話をしていたけれど、ベルばらに関しては役者の問題じゃないと断言できる。構成・演出の問題ですよ。役者がどんなにがんばっても元の痛々しさをフォローする限界ってものがあるし、それができる役者さんって、少ないと思う。
そんな中、いろんな感想を読んでいると、星組東京宝塚劇場のとうカルがすごく良いみたいで、この超駄作でもここまで見せられるのか、みたいな文章を読むと、ちょっと行ってみたくなるけれど、やっぱりダメです。
「駄作だ・駄作に違いない」と思っていたことが、「やっぱり駄作だったのね」と確信できた、よい経験でした(爆)
maさんと乃々ちゃんと観劇後、上記のような感想をめいっぱいしゃべってすっきりできたので、17日は楽しかったです(違)
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