15:00公演観てきました。
芝居が始まるのを待っていると、急に客席がざわざわ。振り向くと、あさこちゃん、かなみちゃん、きりやん、ゆうひくん、末子さんが!
うわーうわーと大喜びしてしまいました。
昨日の梅芸も良い席だったけれど、友の会で取れた今回の席も左寄りではあるけれど、なかなか良い席でした。S席としては一番前の列だったので。で、今日もオペラ無しで観劇です。

お芝居は、おおまかには楽しかったのですが、締めに至る部分が納得できませんでした。貴族が〜、平民が〜と身分による貧富の差や締め付けの厳しさなどと戦ってきた筈なのに、自分が貴族として受け入れられて終幕だなんて、それでいいのかよ、と突っ込んでしまいます。貴族になれて良かった良かっただったら、死んでしまったニコラ@らんとむくんの立場はどうなるのだー。
公演パンフレットに書かれているカヴァーレ家の年表を読めば、その後もヴィットリオ@おささまは政治を良くする為に戦い続けたんだな、というのは理解できるのだけど、パンフレットで補完されてもなぁ…。景子先生は時々劇中にない話をパンフレットに載せるよね。そのストーリーがあってもなくても芝居が破綻してないのであれば、そういったオマケも楽しいけれど、芝居に足りていないものを補足するのはまずいと思う。
という部分さえ気にしなければ(気にしないわけにはいけないくらいの大問題なんだけれども(笑))、他はとっても楽しかったです。
わっかのドレスもゴージャスだし、おささまはこれでもか!というくらいいろんな軍服着まくってたし(笑)。おささまとひ孫のゆみこちゃんの時代との場面変換の演出もいい感じだったし。
退団公演の生徒がグッと良くなる、という定説に外れず、ふーちゃん悪くなかった(爆)。ふーちゃんも抑え目の大人の女性の方が合ってると思う。
芝居の最初に出てくる海辺の岩のシーン、あの岩危ないっす。最初おさちゃんもちょっとよろけてたし、幕が下りる直前、ふーちゃんのドレスがかなり激しく引っかかったらしく、ストンと音がするくらいこけてた。そんなんじゃケガしちゃうよ〜。まだまだ公演は続くのに、ちょっと心配です。
そうそう、ゴージャスなのは衣装だけでなく、舞台セットもなかなかのものでした。その中でも「あっ」と思ったのが「サン・ベネディクトの祭り」のシーン。雪組「霧のミラノ」を観た人ならば絶対心の中で「あれはこういうことがやりたかったのか」と突っ込んだと思います(;´д⊂)

ショーですが、すごいプロジェクター導入されてる!しかも3台も!(両脇の2台は、メインの物よりは安いと思うけど)このプロジェクターの効果は大きいと思います。花組公演が終わってからも、ざまざまな舞台で活躍するだろうな、と思います。
アジアショーって実はあんまり興味が持てなかったんですが、楽しかったです。モンゴルの草原からエイサーあたりまでの総踊りの連続とか、中国の長い布を使った踊りとか奇麗で楽しかった。
服部良一メドレーも楽しかったです。女装3人組はみわっちが一番違和感無かった。というか、まとぶんもらんとむくんも奇麗なんだけど、足さばきがなんかいかつくて(笑)
「山寺の和尚さん」の時、6人でなんかえらいキザってポーズつけてるなあ、と思ってたんですが、よくよく考えたらそれってあさこちゃんのキザりポーズではないですか!ということは、本日仕様だったのかな。いつもは違うポーズなのかな。
そして服部良一メドレーのトリで登場するおささまに向かって、客席のあさこちゃんが「まさちゃーん」って叫び、確かおささまは「サンキュー」って答えてから「東京ブギウギ」が始まったと思う。客席は大受けでしたよ。
その後のコリアンはちょっと悪い感じのゆみこちゃんがとっても良かったのだけれど、私自身がどうしてもどうしても韓流に興味が持てないので、ちょっとつらかった。まとぶんのサンパギータはなんとなく「ドルチェ・ヴィータ」の銀橋ソロを思い出しました。曲調は全然違うんだけど、衣装が。しかしまとぶん、芝居もショーも今回はあまりにも白い役ばかりで、なんか薄くなっちゃった感じ。

とまあ、ぐだぐだと書きましたが、次回観劇は約1月後なので、芝居・ショーともにどのくらい変化があるか楽しみです。

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