ペルソナ貸切が初見でした。
感想ですが、うーむ……ものすごくバランス悪くないですか。
協賛されているというのに、劇のセットは驚くほどチープ。
場面によっては広い舞台に何もない、みたいな寒々しさ。
石田先生だから仕方がないのかもしれないけど、こんなことジェンヌに言わさなくてもいいやん、というような生々しさ。
シモーヌがケイトとしゃべる場面で、車で送ってくれたフィンセントがキスしてくれなかった話とか、ケイトとジェイクが一晩過ごした後に「エルグランドを使ってくれてありがとう」とか、夢の国のお話なのに、現実感ありすぎだと思う。男役が演じているのであって、男が演じているわけじゃない、という事をもうちょっと考えて欲しいよ…。
現実感がありありとしたお話だと割りきって見ようとしても、トドさまや邦さんは、どちらかというと古く感じる大きい演技が持ち味で、そのちぐはぐさがものすごく気になる。軽くかる〜く進められるなら、なんとか形になったのかもしれないけれど、これじゃコメディになりきれていないよ。ドタバタなら吉本や松竹の新喜劇観た方が面白い。
そんな中で今回はまーちゃんととなみちゃんがものすごくがんばっていたと思う。2番手かしげちゃんも、トドさま降臨の余波で実質3番手状態のおかげで、逆に動きやすいポジションだったみたいで良かった。2番手に状態のコムさんは、素敵だったけれどトドさまより前に出ない演技のおかげで、もう一つ印象に残らない感じ。ここのところ、評価もどんどんアップして良くなってるコムさんだけに、ちょっとかわいそうに思えた。
そしてそして…また石田先生は食べ物を舞台に上げるのね。そのこだわりは何の意味があるんだろう…
ショーもやっぱりバランス悪かった。
藤井先生のところは、安寿ミラさんが振付してくれたおかげで、あっという間の20分だったけど、なんかセットがイマイチだった。コムさんのダンスはすばらしかったです。
齋藤先生は…20分なのに眠くなった!80年代アイドルのステージみたいなの相変わらず好きみたいだけど、今回のはダメだった。アイドルがみたくなったらちゃんとあややとか見るから、ヅカではやらなくていいよ。中途半端になるから。
三木先生は………。これか!協賛金の行方は!というぐらい横尾先生のセットは金がかかってるのがわかる。これだけ横尾先生に世界観を作ってもらったら、そりゃ見られるものになるわさ、という出来だったと思う。普通の青年のコスチュームが地味なので、コムさんがなんだか目立たない。幸福の王子のかしげちゃんはものすごく目を惹いたけど。
先日の日記にも書いたことだけど、今回のは本当に個々のジェンヌの良さを探して楽しむ公演だと思う。組子ががんばっているのはよくわかるので、余計にかわいそう。
両方ともに思ったけど、ジェンヌに変なオカマ役をさせるのはほどほどにしてほしいなあ。斉藤先生の「カーマはきまぐれ」のところは、まだ「ん?オカマ?」ぐらいだったけど、石田先生、悠なお輝さんのはやりすぎ。笑えない。実際にいる人のスタイルを必要以上にあげつらって笑うやり方って、だんだん不愉快になるのよ。これって正月の植田センセのコメディにも言えたことだけど。
90周年は痛いコメディ(?)で始まり、痛いコメディ(?)で終わるのか。
感想ですが、うーむ……ものすごくバランス悪くないですか。
協賛されているというのに、劇のセットは驚くほどチープ。
場面によっては広い舞台に何もない、みたいな寒々しさ。
石田先生だから仕方がないのかもしれないけど、こんなことジェンヌに言わさなくてもいいやん、というような生々しさ。
シモーヌがケイトとしゃべる場面で、車で送ってくれたフィンセントがキスしてくれなかった話とか、ケイトとジェイクが一晩過ごした後に「エルグランドを使ってくれてありがとう」とか、夢の国のお話なのに、現実感ありすぎだと思う。男役が演じているのであって、男が演じているわけじゃない、という事をもうちょっと考えて欲しいよ…。
現実感がありありとしたお話だと割りきって見ようとしても、トドさまや邦さんは、どちらかというと古く感じる大きい演技が持ち味で、そのちぐはぐさがものすごく気になる。軽くかる〜く進められるなら、なんとか形になったのかもしれないけれど、これじゃコメディになりきれていないよ。ドタバタなら吉本や松竹の新喜劇観た方が面白い。
そんな中で今回はまーちゃんととなみちゃんがものすごくがんばっていたと思う。2番手かしげちゃんも、トドさま降臨の余波で実質3番手状態のおかげで、逆に動きやすいポジションだったみたいで良かった。2番手に状態のコムさんは、素敵だったけれどトドさまより前に出ない演技のおかげで、もう一つ印象に残らない感じ。ここのところ、評価もどんどんアップして良くなってるコムさんだけに、ちょっとかわいそうに思えた。
そしてそして…また石田先生は食べ物を舞台に上げるのね。そのこだわりは何の意味があるんだろう…
ショーもやっぱりバランス悪かった。
藤井先生のところは、安寿ミラさんが振付してくれたおかげで、あっという間の20分だったけど、なんかセットがイマイチだった。コムさんのダンスはすばらしかったです。
齋藤先生は…20分なのに眠くなった!80年代アイドルのステージみたいなの相変わらず好きみたいだけど、今回のはダメだった。アイドルがみたくなったらちゃんとあややとか見るから、ヅカではやらなくていいよ。中途半端になるから。
三木先生は………。これか!協賛金の行方は!というぐらい横尾先生のセットは金がかかってるのがわかる。これだけ横尾先生に世界観を作ってもらったら、そりゃ見られるものになるわさ、という出来だったと思う。普通の青年のコスチュームが地味なので、コムさんがなんだか目立たない。幸福の王子のかしげちゃんはものすごく目を惹いたけど。
先日の日記にも書いたことだけど、今回のは本当に個々のジェンヌの良さを探して楽しむ公演だと思う。組子ががんばっているのはよくわかるので、余計にかわいそう。
両方ともに思ったけど、ジェンヌに変なオカマ役をさせるのはほどほどにしてほしいなあ。斉藤先生の「カーマはきまぐれ」のところは、まだ「ん?オカマ?」ぐらいだったけど、石田先生、悠なお輝さんのはやりすぎ。笑えない。実際にいる人のスタイルを必要以上にあげつらって笑うやり方って、だんだん不愉快になるのよ。これって正月の植田センセのコメディにも言えたことだけど。
90周年は痛いコメディ(?)で始まり、痛いコメディ(?)で終わるのか。
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