ぜーんぜん宝塚と関係のない生活をしている友達を誘って、11時公演に行ってきた。
「天使の歌声」のはずのまりさんは、なんかすごく声の調子が悪かった。たかこさんもそんなに良くなかったと思う。前回見たほうが良かった。
スカステのタカラヅカニュースの中で樹里さんととうこちゃんが「日々演技に工夫をしている」と対談していたけど、二人の演技は確かにかなり変わっていた。樹里さんは「お父さん」の年代を演じるのにかなり苦労してそうだった。
友達は宝塚超初心者だったけど、わかりやすい話だったおかげで楽しんで貰えたようだ。
私も初めて観た劇が1本ものだったので、そのときは同じ気持ちになったのだけど、劇が終わったらストーリーの感激を吹っ飛ばすようなショーが付いてくるのが違和感があったらしい。悲劇は特にそう感じるだろうな、と思う。だって劇内で死んだ人が生き生きと踊りまくるんだもん。
それと今回は羽根しょって降りてくるのはたかこさんだけだけど、羽根付きでステージに現れた途端、それまで静かに観劇していた友達が、
「キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!!!」
と呟いたのには、ちょっと受けてしまった。
彼女にとって、羽根の後ろ姿は納得いかんらしかった。あの羽根の構造って生き物としてはあり得ないもん。まあ生き物としての羽根というより、金屏風を背負っていると割り切ったほうがいいんだろうけど。羽根姿、私も始めのうちは「ちょっと変かも」と思っていたけど、だんだん何も思わなくなってきていたところに、友達のコメントは新鮮だった。

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